ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(29=大橋)に対し、強気な姿勢を見せる選手がいる。

 13日の会見で井上は「本来の体格はバンタム級が適正だと思うのですが、バンタムでやり残したことはなく、戦いたい相手もいないので、スーパーバンタム級への挑戦を決めました」と正式表明。その上で「自分としてはスーパーバンタムのトップ戦線で戦っている選手と戦えれば。(戦いたい相手は)パッと思いつく限りは4人の選手が出てくる」と展望を口にしていた。

 そんな中、元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者ライース・アリーム(米国)が、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」に対し「井上尚弥に初黒星をつける最初の男になりたい。井上は真の王者であり、他の王者とは違い、どんな相手にも挑戦する。彼はその時代のベストファイターの一人。私は彼を退治する男だと考えている」と宣戦布告した。

 すでに32歳を迎えたアリームだが、自信は揺らいでいない。「時間がない中で、自分のキャリアを最大限に生かしたいと思っているのに、ファイターたちが僕を避けているために、リングで自分のスキルを発揮することができない。井上選手に声をかけているのは僕だけ。みんな怖がっている。怪物と野獣のどちらが怖いか?両者の無敗記録をかけてみようじゃないか」と力強く言い切った。

 果たして井上対アリームの一戦は実現するのだろうか。