看板力士の意地を見せた。大相撲初場所3日目(10日、東京・両国国技館)、大関貴景勝(26=常盤山)が幕内大栄翔(29=追手風)を突き落として2勝目(1敗)。我慢比べの攻防を制し、土俵外に退けた。
取組後は取材に応じることなく国技館を後にしたが、土俵下で審判長を務めた佐渡ヶ嶽審判部長(元関脇琴ノ若)は「見応えのある一番。最後、貴景勝の突き落としがきれいに決まった。お互いにいい内容の相撲で、貴景勝も下から下から突き返しながら、自分の間合いで相撲を取っていた」とうなずいた。
前日の黒星を引きずることなく勝負強さを発揮した一方、綱とりにはハイレベルな優勝が求められており、厳しい状況に変わりはない。同部長は「(綱とりについて)そこはまだ何とも言えません」と話すにとどめた。











