神奈川県の平塚競輪場で「KEIRINグランプリ2022」(V賞金1億2380万円※副賞含む)が30日、行われ、脇本雄太(33=福井)が8番手まくりで優勝した。4回目の挑戦で初のGP制覇。年間獲得賞金は3億584万2300円で最高記録を更新し、公営競技では初の3億円レーサー誕生となった。3日間の総売り上げは131億3355万円超で目標の130億円をクリアした。
ブラボー、ワッキー!
輪界最速の男がついに頂点に立った。4回目の挑戦が実り、新しい景色はまるで金メダルのように輝きを放った。
「東京五輪が終わり、目標を日本の競輪に定めた。グランプリ出場をいつも意識していました。1年越しになったけど達成ができたし、本当にうれしい」
今年は5月いわき平日本選手権と8月西武園オールスターの2本のGⅠを制し、今回の優勝で公営競技界初の3億円レーサーとなった。「正直、実感はわかないけど記録をつくれたのは誇りに思うし、責任感がわきました」と背筋を伸ばした。
昨年の古性優作(31=大阪)に続き近畿勢が大会を連覇。来年は白いチャンピオンユニホームを身にまとい、競輪界の顔として1年を戦うことになる。
「来年は古性君とのレースが増えるでしょう。責任のある位置につくし、しっかりと役目を果たします」
今秋、精神的支柱であった村上義弘氏の電撃引退もあったが、これからは脇本と古性が近畿をけん引していく。誇りを胸に「村上さん、そして市田(佳寿浩、引退)さんも喜んでくれたでしょう。来年のグランプリへ向けてまたスタートです」とまい進する。
相棒との最高のワンツーが決まり万々歳。2023年の競輪界は〝村上魂〟を受け継ぐゴールデンコンビが、今年以上にバンクを席巻する。










