平塚競輪の「KEIRINグランプリ2022シリーズ」は最終日の30日、10RでF1「第15回寺内大吉記念杯」の決勝戦が行われ、松井宏佑(30=神奈川)がBS番手まくり勝利。昨年8月の小田原G3以来となる優勝を果たした。

 南関作戦がズバリ決まった。1番車の松井がSを取り、北井佑季(32=神奈川)を迎え入れて南関勢は前受けを選択。中団から畑段嵐士(32=京都)が追い上げてきたが、松井は番手をキープ。

 2度目のアタックの際には自力にチェンジしてトップでゴール線を駆け抜けた。「北井さんが力強い先行をしてくれた。アツい気持ちを受け取めて優勝できた」と、仲間に感謝を伝えた。

 今年最後の開催で手にした優勝。「もうちょっといい結果が欲しかったのでモヤモヤしていた。秋にナショナルチームを卒業して少しずつ競輪の結果が出るようになってきた」と振り返った。

 頂上決戦「KEIRINグランプリ」のひとつ前に行われたレース。〝前座〟ではあったが、ナンバーワンを決める舞台。しかも、ホームバンクで走った興奮はたまらない。「グランプリ(メンバー)に追い付けるように。記念を取って、特別も取れることを目標に頑張りたい」と、2023年の飛躍を誓った。