来年の王座奪取を狙う。立ち技イベント「RISE WORLD SERIES/SHOOTBOXING―KINGS 2022」(25日、東京・両国国技館)で那須川天心の弟・那須川龍心(16)がKOUJIROに判定2―0で勝利した。

 試合は序盤から両者が積極的に前に出る展開になったが、龍心が巧みに相手の蹴りをさばいて徐々に試合を支配。効果的なフェイントも使って相手の動きを止めると、最後は的確なパンチを連続でヒットさせて判定2―0で勝利した。

 試合後、龍心は「もっと自分からいく展開を増やしていきたいと思いました」と反省の表情を見せつつも「自分のやりたいことはできたのかなあと思います」と笑顔。3人のジャッジの内1人がドローを付けたことに「正直言うと『どこが取られてるんだろうな』と思いました。でも、そう見えているならそこを直さないといけない。グチグチ言っても仕方がないので、そこは受け止めます」とさらなる成長を誓った。

 今後の目標を「正直フライ級は来年が最後かなと思っているので、来年までに田丸選手を倒しに突っ走っていこうかと思います」と宣言。16歳という年齢から肉体的に大きく成長することを踏まえてフライ級での戦いを来年いっぱいに設定し、それまでに田丸辰の持つRISE同級王座を奪取することを誓った。

 セコンドに就いた兄の天心とも「『もっとこうできたよね』みたいな改善点とか、天心がセコンドしてる中で思ったこととかを聞いて自分の感じたことと合わせていました」と課題を確認した。神童の弟は実戦を重ねさらなる成長を目指す。