〝魔の6番相撲〟ということか。大相撲九州場所11日目(23日、福岡国際センター)、元大関の幕下朝乃山(28=高砂)が幕下玉正鳳(29=片男波)に屈して5勝1敗。土俵際ではたき込まれ、取組後は「立ち合いは踏み込んだけど、あごが上がって上体が反ってしまい、相手の引きについていってしまったのがダメでした」と肩を落とした。

 9月の秋場所も6番相撲で土をつけられて6勝1敗に終わり、関取復帰に失敗。今場所は東幕下4枚目で全勝や優勝を逃しても再十両の可能性があるが「場所前、番付発表前から7戦全勝して文句なしで上がりたかった」と話すほど、内に秘めた思いは強かった。それでも「あともう一番あるので、しっかり切り替えて悔いのないように自分の相撲を取りきりたい」と前を向く。

 同じ黒星でも先場所とは少し受け止め方が異なる様子。元大関は「負けたことはすごい悔しいけど、切り替えないと上に行けない」と語った。