昨夏の東京五輪女子ソフトボールで金メダル獲得に大きく貢献した絶対的エース・上野由岐子(40=ビックカメラ高崎)が現在の胸中を明かした。
千葉・ZOZOマリンスタジアムで13日に行われたニトリJDリーグの決勝では、ビックカメラ高崎が豊田自動織機を2―1で下し、初代女王に輝いた。打線は工藤環奈(23)、藤田倭(31)のソロ本塁打で2点を奪い、投げても先発の浜村ゆかり(28)が7回1失点で完投。東京五輪メンバー5人を擁する強豪が、前評判通りの強さを示した。
その一方で、今季の上野はコンディション不良を理由に、JDリーグで登板がなかった。「ビックカメラというチームは、チームとして本当に強いなと。本当にここ一番の強さを大事なところで出せる本当に強いチームだな、というのを1年を通して感じた」とチームメートに感謝した上で「個人的には1球でもいいから投げたかった。ただ、そうできなかった現実を自分の中で受け止めている」と悔しさをにじませた。
とはいえ、収穫もあった。「ベンチからしか見えない景色だったり、ベンチだからこそ感じるものが今季はたくさんあった。選手としてもコーチングとしても勉強になった1年」と充実の表情を浮かべた。
去就については「来季は進退も含めてしっかりと考えて決断したい」と語るにとどめたが、これからのソフトボール人生において、大きなプラスとなる1年になったようだ。












