京王閣競輪GⅢ「開設73周年記念 ゴールドカップレース」は31日、3日目を迎える。高橋築(30=東京)は京王閣所属選手ながら、意外にも今回が京王閣記念初参戦だった。

「2年前に(京王閣記念の)あっせんが入ったんですけど、直前にケガして出場できなかった。それに今年2月に走った時は初日に落車したし(京王閣とは)相性がすごく悪いんです」と前検日は不安そうにしていたが、フタをあけてみれば初日、2日目と連勝。「初日は道場の後輩(山本勝利)、2日目は大学の後輩(坂井洋)が頑張ってくれて1着が取れました。みんなのおかげです」とうれしい誤算に目じりを下げた。

 昨年S級初Vを飾るなどブレークしたが、今年は度重なるケガに泣かされており、権利を持っていた7月玉野のGⅡサマーナイトフェスティバルにも出場できず…。それでも9月名古屋のGⅡ共同通信社杯でビッグレース初出場を果たして収穫を得ると、今回の地元記念の活躍につなげた。

 準決は吉田有希(21=茨城)―坂井(28=栃木)の3番手回り。二分戦の構成で、吉田が2日目のように突っ張り先行で別線を封じる展開も十分ありえる。そうなれば「今回の目標だった」という決勝進出も見えてくるはずだ。