【長年のファン裏切らない! ロングセラー商品がリニューアル】

マルちゃん「赤いきつね」。パッケージだけでなくスープもパワーアップ
マルちゃん「赤いきつね」。パッケージだけでなくスープもパワーアップ
マルちゃん「緑のたぬき」。左のリニューアル商品には「かつおの旨味アップ」の文字が!
マルちゃん「緑のたぬき」。左のリニューアル商品には「かつおの旨味アップ」の文字が!

 この秋冬に向けて定番のうどん・そばが新商品を出してきたのでチェックしてみた。

 まずはマルちゃんの「赤いきつね」「緑のたぬき」が今月からリニューアル。かつおの旨味がアップされたという。

「赤いきつねうどん」(かつおや宗田がつおなど魚介だしメインの東日本版)のスープを飲んでみたところ、確かに、かつおだしが濃くなっていた。「緑のたぬき天そば」(東日本版)も同様でかつおだしの風味が強くなっている。

 いずれも、ひと口飲んで「あ、味が変わったな」とわかるほど劇的な変化をしたわけではない。ただ、長年のファンを裏切ることなくわずかずつ改良を加えていくのがロングセラーの務めなのだ。頭が下がる。

鬼滅ファン大喜び!「日清のどん兵衛」
鬼滅ファン大喜び!「日清のどん兵衛」

 一方、ライバルである「日清のどん兵衛」は今年も鬼滅の刃とコラボした商品を出してきた。
「きつねうどん」は「きめつうどん」として、フタには大量のどん兵衛を持つ竈門炭治郎がいる。「天ぷらそば」は「天げんそば」として、フタには派手にどん兵衛を食べる宇髄天元がいる。

【今月のアレンジ術=調味油を使わない】

調味オイルをあえて使わずに…
調味オイルをあえて使わずに…

 インスタント麺は油揚げ麺のチキンラーメンから始まった。開発者の安藤百福氏が麺の乾燥方法に悩んでいたときに妻が天ぷらを揚げているのを見てひらめいたとの逸話が残っている。

 油揚げ麺よりも生麺の味わいを出せるものとして後年登場したのがノンフライ麺である。生麺を熱風により乾燥させて作るのが一般的だ。油揚げ麺だと麺が油を吸ってしまうのに対し、ノンフライ麺は油を吸わないので油揚げ麺よりヘルシーだと言われてきた。

 ところが、ノンフライ麺商品の多くに調味油というものが付いてくる。せっかく油を減らしたのになぜまた油を付けるのか?との疑問が湧くが、油というのはおいしさの大きな要素なので、油をカットしすぎるとスープが味気ないものとなってしまうため、ノンフライ麺の商品には調味油を付けることが多いのだ。

 しかし調味油は絶対に必要なものなのか疑問に思ったので粉末や液体スープを入れてから調味油を入れる前の時点でつゆを飲んでみた。ウマイ。いつもの味よりアッサリしていて、食欲や体調次第では調味油なしのほうがおいしいと感じるかもしれない。もし調味油を入れたほうがよくても半分だけ入れるなどで油分のカットができる。

 飲んでみて物足りないと思ったら調味油を入れればよいので絶対に失敗しないひと工夫なのだ。一度お試しあれ。

 ☆おおやま・そくせきさい インスタント麺愛好家。カップ麺、袋麺、ラーメン、焼そば、うどん、そば、まぜそばから海外製品まで、年間600食の即席麺を食べる。1995年、「TVチャンピオン インスタント麺通選手権」優勝。「マツコの知らない世界」出演。ツイッターは【@Sokuseikisai】。