日本の軽量級が新時代に突入しそうだ。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.40」(さいたまスーパーアリーナ)で、RIZINバンタム級王者の堀口恭司(32)と昨年の同級トーナメント覇者・扇久保博正(35)が対戦することが決定した。

 両者はRIZINと米国の格闘技団体「ベラトール」の全面対抗戦で激突。ベラトール陣営としてリングに上がる堀口は、過去2勝している相手との戦いに「3回目ということで『もう戦いたくない』と言わせるような戦いをしたいです」。対する扇久保は「しっかりと借りを返します」と闘志をみなぎらせた。

 試合は、互いの適正体重とされるフライ級に落として行われる。さらに堀口、扇久保ともに今後も同級を主戦場にする意向だ。宙に浮くことになる堀口のベルトについてRIZIN関係者は「返上になるでしょう。堀口選手はベラトールでフライ級をつくっていきたい意向なので」と明かす。

 空位になるバンタム級王座については、来年にも新王者決定戦が行われる予定だ。9月に扇久保に勝ったキム・スーチョルや拳の負傷から回復間近の朝倉海、勢いに乗る井上直樹らを中心にタイトル戦出場権をかけデッドヒートを繰り広げることになりそうだ。

 さらに同関係者は「(RIZINでも)フライ級王座を新設する方向になると思う。そのために来年、新王者決定トーナメントを開催する可能性もあります。国内外で今盛り上がっている階級ですし」と明かした。注目のリマッチをきっかけに、新たなうねりが生まれそうだ。