浜松オートのGI「第64回スピード王決定戦」は23日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、佐藤貴也(37=浜松)が2007年の第49回以来、2回目の大会Vを決めた。GIは6回目、通算では32回目の優勝。

 スタート後の1コーナーは佐藤摩弥―鈴木宏和―佐藤貴也の隊形に。2周回で鈴木が体勢を崩し2番手に浮上。道中は荒尾聡の猛攻を受けながら佐藤摩を抜く機会をうかがった。「後ろに誰かいたのは分かっていた。難しいけど得意な展開だった。前のペースも上がってなかった。1回で行かないと2回目はチャンスがないと思った」と仕掛けどころを見定め、7周3コーナーで逃げていた佐藤摩を差して先頭に立ち、Vをモノにした。

「フレームを修正して足周りは完璧ではないが乗り味は良かった。エンジンも試走は(鈴木宏和より)直線はいいと思った」と愛機のデキは良かった。

 次走は30日に飯塚で開幕するSG第54回日本選手権オートレース。「いい流れでいける。今年はまだ年末のポイントが取れてないので何とか取りにいきたい」。スーパースター王座決定戦トライアル出場を目指し、V奪取をもくろむ。勢いはいいだけに、SGでの走りも楽しみだ。