小田原競輪GⅢ「開設77周年記念 北条早雲杯争奪戦」は4日に最終日を行い、決勝は郡司浩平(35=神奈川)が制し、大会6Vを達成した。GⅢ優勝は昨年9月の青森以来で通算28度目。2着は鈴木竜士、3着は山崎歩夢だった。
初手は北日本2車の後ろで前中団。後ろ攻めの関東3車をすんなり出させた山崎が、打鐘目がけて巻き返した動きを後ろから見極めた。「見ていたら口が空いちゃったし(仕掛けを)竜士に見つかって終わったかと思った」。最終2角付近でのの絶体絶命の窮地から再び踏み込み、ゴール線を先頭で駆け抜けた。
遅ればせながら、これが今年の初優勝。「(菅田)壱道さんに先に出られていたら厳しかったし、締め込みながらだったので申し訳ない」という薄氷の勝利だったが、さすがの鬼気迫る走りで優勝を手繰り寄せた。
昨年末に悲願のGP覇者となったが、今年は5月平塚ダービー準決に6月高松宮記念杯決勝とGⅠ戦線で落車が続いた。それでも腐らず「しっかり練習してGⅠを取る準備は常にしていた」。今回は4日間を通して自力で戦い「自分の中では力が及んでいないと感じた。自力では厳しいというのが現状」とシビアな自己分析をしたが、状態が上向きなのは間違いない。
次走はGⅠオールスター(松山・8月11~16日)。南関の総大将は「中5日で脚力は上がらないけど、100%、いや…120%の力を出す準備をして臨む」と力を込めた。












