浜松オートのGI「第64回スピード王決定戦」は21日の3日目、準々決勝戦を行った。その5Rでは松尾啓史(44=山陽)追い上げ1着、準決勝戦進出を決めた。

 序盤は後方からまくり攻勢でポジションを上げ、3周3コーナーで2番手に。逃げる関口隆広を追う。「関口君は速いし、初日負けているんで勝ちたいと思った」。初日は逃げ切った関口に続く2着だったが、この日は猛追して最終周に差し、雪辱を果たした。上がりタイムも3・401秒と秀逸。仕上がりも「車速はいいし、タイヤもかかってくれた。乗りやすかった」と好感触のようだ。

 初日レース後にフレームを交換したことも吉と出ている。「前節のここも1着を取ったりしたけど、ずっと車を寝かせる時が窮屈で我慢して乗っていた。でも、それはフレームを替えて良くなった」と乗り味も上向いた。

 いい流れ準決勝戦へ。「時間があるので、もうひと仕上げしたい。それができれば面白い。タイヤはいいのでエンジンに集中する」。貪欲にパワーアップをもくろみ、準決勝戦も怒とうの追いを見せる。