ボートレース戸田のGⅡ「第8回全国ボートレース甲子園」(優勝賞金620万円)は12日、優勝戦が行われた。宣言通りの3カド戦を選択した3号艇の大峯豊(42=山口)がコンマ04のトップスタートを踏み込んで豪快にまくると、インで踏ん張った1号艇・佐藤翼を振り切って勝利。通算62回目、当大会初Vを飾り、深紅の大優勝旗を地元・山口に初めて持ち帰った。
5日目準優を快勝すると「伸びは節一。3号艇なら3カドです」と優勝戦の戦法を正々堂々と明かした。レース本番は宣言通りの3カドから、豪快なまくりを披露。「自分らしいレースできて良かった。仕上がりは節一だったと思います。Sも展示でいい感触をつかんで、確信をもって行きました。1Mで浮いちゃって佐藤クンに残されたと思ったんですけど、バックの足も良かったですね。僕は技術がないので、エンジン出しを武器にしている。持ち味を出せた節になりました」。強力な相棒12号機を、節一に仕上げてつかんだVだった。
オープニングセレモニーでは山口支部の先輩・白井英治が「優勝旗を山口に持って帰ります、と大峯クンが言ってました」と宣言。見事に〝有言実行〟を果たして大喜びの白井は表彰式にも登場し、優勝旗を一緒に掲げるなど大いに盛り上げた。
大峯は「今回は前検からエンジンに手応えがあったので、白井さんが『口に出しておけば、結果につながるよ』と言ってもらえて。自分は言わなかったんですけど、そういう思いは持っていました。英治さんも寺田(祥)さんも(甲子園は)勝ってないので、それがうれしい。(優勝旗は)めちゃくちゃ重かったです」と、優勝旗を故郷に持ち帰る大役を果たし、満面の笑みを浮かべた。
賞金ランキングは41位に上昇し、来年3月のからつSG「クラシック」の出場権も獲得。それでも今後に向けては「グランプリとかあまり高い目標を立てると、自分はダメなので。小さい目標を立てて、ちょっとずつクリアしていきます」。マイペースを崩さず、一歩ずつ上を目指していく。













