浜松オートのGI「第64回スピード王決定戦」は22日の4日目、準決勝戦を行った。その11Rで1着を手にしたのは高橋貢(51=伊勢崎)。レースは鋭発した佐藤摩弥が先手を取り逃げ態勢を築く。ただ、高橋もスタートを決め、1周3コーナーで3番手につける。4周回で2番手に、5周3コーナーで佐藤を抜いて先頭を奪い、優出を決めた。

「セッティングは変えた。でも、3日目と変わらず合っている。このエンジンの持つポテンシャルのマックスに近いところにある」と調整はうまくいっている。「これ以上求めるなら、クランクとかパーツを替えないと。でも、現状は壊すよりこのまま」と、優勝戦もしっかり調整を合わせることに集中するだけだ。

 今節は先月の地元GI・ムーンライトチャンピオンカップ以来、約1か月ぶりのレースだが、土つかずの4連勝と好調だ。「最近にない成績だし、エンジンはいい。本当はもう少し手前とか先とか、抜けたところがあればいいんだけど。でも勝てるしスタートも行けるからいいと思う」。優勝戦メンバーの中でもデキはいい方と言える。

「ムーンライトは最後にやられたので、そうならないように」。最終周で青山周平に抜かれ、惜しくも準優勝に終わった地元GI。同じ轍は踏まず、29回目のGI制覇を目指す。