ボートレース多摩川の「第61回東京スポーツ賞」は18日、開幕した。

 今節は新エンジン、新ボートを使用し、新燃料E30ガソリンを導入。誰もが手探り状態のなか、酒井俊弘(42=福井)は初戦3R5着で終わり、4号艇で迎えた8Rではチルト3度を敢行。進入争いには参加せず大外6コースを選択した。レースではコンマ15の好スタート決めて1Mをまくり差すと、先にまくった野長瀬正孝とバック並走。2M先に回るが差され2着フィニッシュとなった。

 それでも抜群の破壊力を見せつけた。レース後は「新燃料ではチルト3度を初めてやってみました。伸びてはいたけど、まだ合ってなかったですね。煮詰めればもっと伸びると思いますけど、起こしてからのスピードの乗りが悪過ぎました」と、新燃料×チルト3度が初めてだったことを明かした。

「5、6号艇なら3度。2号艇の時は悩みますね。0とかも考えます。新燃料でのチルト3度は今回が初めてなので、いろいろと経験したいです」と、2日目以降も強伸び仕様を継続する構え。

 他の選手も新エンジンと新燃料の組み合わせで調整に苦心しているだけに、節間を通じて酒井の一撃には要警戒だ。