自民党は12日に安倍晋三元首相の国葬をめぐり、〝国賊〟発言したされる村上誠一郎元行政担当相(70)の処分を検討する党紀委員会を開くことが決まった。

 村上氏は先月、安倍氏の国葬を欠席する意向を表明。その後、安倍氏を「国賊だ」と語ったことが一部で報道され、安倍派の所属議員が「極めて不適切だ」として大騒動になった。

 安倍派は先月29日に村上氏に対し、厳正な処分を求める決議をまとめて茂木敏充幹事長に提出している。

 自民党関係者は「村上氏は党幹部に『国賊だと言っていない』と否定しています」とした上で、「党紀委員会で村上氏は淡々と応じる構えを示しています。同委員会は村上氏の説明を受けた後、処分を決めます。離党勧告とか重い処分ではなく、厳重注意で済ますのではないかとの見方がされていますが…」と指摘した。

 一方、永田町関係者によると、村上氏の安倍氏への国賊発言の〝舞台裏〟ではこんなことがささやかれている。

「村上氏の音声は一社しか持っていませんよ。オフレコだったのか、オンだったのかは真相が不明です。しかし、この音声が公になるとは、想定外だったと受け止められています」

 村上氏は党紀委員会で処分が出た後、この問題について対応するといわれているだけに注目が集まっている。