卓球の世界選手権(中国・成都)は8日、女子決勝が行われ、日本は中国に0―3で敗れ、4大会連続の準優勝となった。
〝王国〟の分厚い壁にはね返された。1次リーグ初戦から準決勝まで7戦すべて、1試合も落とすことなく勝ち上がってきた日本。だが、第1試合は木原美悠(エリートアカデミー)が東京五輪シングルス金メダルの陳夢にストレート負けを喫し、いきなり実力差を見せつけられる。
続く第2試合はエースの伊藤美誠(スターツ)が王曼昱から第2ゲームを奪うなど気を吐くも、1―3で敗戦。第3試合は長崎美柚(木下グループ)が孫穎沙に屈した。
中国開催の今大会は相手がポイントを挙げるたびに大歓声に包まれ、日本にとっては完全アウェー状態。また、この日は伊藤とWエースとしてチームをけん引した早田ひな(日本生命)を起用せず、好調を維持してきた〝Wみゆう〟の長崎、木原がコートに立ったが、苦しい試合展開となった。
51年ぶりの金メダル獲得は逃したものの、伊藤は「自分の中ですごくいい試合だったと思いますし、一番出来がよかったなと。あとは楽しかったので、負けてすごく悔しいですけど、楽しんで試合ができたことがよかったです」とスッキリした様子。
また、テレビ東京系で解説を務めた元五輪メダリストの福原愛さんは「伊藤選手が木原選手と長崎選手を引っ張って、チームジャパンに新しい風が吹いたような決勝に思いました」と感想を述べた上で「今大会で得た自信をまた次の大会につなげていって、その結果(2024年)パリ五輪で大きな花を咲かせてほしいと思います」と期待を寄せた。
また、男子は準決勝で中国に2―3で敗れて銅メダル。男女ともに「打倒中国」の挑戦は続いていく。












