細田博之衆院議長(78)は28日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を〝文書〟で、29日にも説明する見通しを示した。

 自民党の山口俊一衆院議員運営委員長が報道陣に明らかにした。細田氏はこれまで旧統一教会の問題に関し、報道陣の取材にまったく応じて来なかった。

 一方の野党側からは、細田氏の文書での説明方針に対し「到底、納得できない」と反発の声が上がっている。

 立憲民主党(泉健太代表)をはじめとした野党各党の国会対策委員長はこの日、国会内で会談。細田氏が過去に旧統一教会の友好団体が主催した会合に出席していたことをめぐり、来週3日に招集される臨時国会で説明責任を果たすように求める方針で一致した。

「細田氏は〝三権の長〟として旧統一教会の関係をペーパーではなく、しっかりと会見を開いて説明する責任があります」(立憲議員)

 野党側は仮に細田氏が文書説明で旧統一教会の関係を幕引きした場合、与党側が示す国会スケジュールに応じないことを想定している。

「われわれの本音は、細田氏がペーパー一枚しか出してこないなら、岸田首相の所信表明演説、代表質問、衆参各委員会などに関し、自民党側の調整には応じたくありませんよ。ここは安住国対委員長の手腕に期待している次第です」と立憲議員は語った。

 与党側は臨時国会の会期末を12月10日メドとしているが、予定通り終われるか。