立憲民主党の泉健太代表(48)は27日、安倍晋三元首相の「国葬」終了後、国会内で会見を開いた。

 泉氏は冒頭、安倍氏の国葬を受けて「私は党本部で国葬の映像、報道を見ていました。凶弾に倒れた一人の元総理大臣ということで、改めてお悔やみを申し上げます」とした上で「国葬は、国民の理解を得られなかったと思います。本質的な国葬のあり方については、大きな課題や禍根を残したと思います」とした。

 国葬反対の世論が盛り上がった背景には、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が指摘されている。この問題を来週3日に招集予定の臨時国会でどう追求していくのか。

「旧統一教会の関係は、一つは二世の方々を含めて霊感商法の被害者が存在します。この方々の救済を考えたい。二つ目は旧統一教会の関連団体が、時に姿を隠して判別できない状態で政治家にアプローチしていた。この実態を明らかにしなくてはならない。自民党における調査が不十分です。安倍氏の事務所などの調査を明らかにすることで、再発防止に至ると思っています」(泉氏)

 安倍氏の国葬をめぐっては、立憲を始めとした共産党、れいわ新選組、社民党が欠席した。

 泉氏は野党一党の代表が国葬を欠席した意義について「時の内閣による恣意的な政治利用は許されない。われわれは一貫とした姿勢を示すことができた。法的な根拠もあいまいで、国会の関与もないなかで内閣が国葬を決定できてしまうことの危険さを国民に伝えられました」と語った。

 泉氏は今後の政局で岸田政権を追い詰められるのか。