歴史的円安が戦局を変える? 格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(25日、さいたまスーパーアリーナ)でのエキシビションマッチで、朝倉未来(30)と対戦するボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が、早ければ18日にも来日する可能性があることがわかった。
2人はボクシングに準じた「スタンディングバウトルール」で対戦。メイウェザーが日本でリングに上がるのは2018年大みそかの那須川天心戦以来だが、ここに来てまさかの事態になった。試合直前の来日を予定していたメイウェザーが、試合1週間前に来日すると言い出したのだ。
RIZINの榊原信行CEOはこう明かす。「18~19日には日本に来るという話になっています。メイウェザーサイドからは『日本でトレーニングできる環境を用意してくれ』とも言われている。まあ、メイウェザーの言っていることなので、本当かどうかは実際に来るまでわかりませんが…」
なぜここに来て方針を変えたのか。榊原CEOは「多分、円安だからだと思う。ハイエンドのブランド品は今、日本で買うのが一番安いらしいから。だから、銀座で待っていれば爆買いするメイウェザーに会えるんじゃない?」と苦笑いする。1ドル140円台の歴史的円安ドル高で、米国からの観光客からすると、日本は絶好の〝買い物天国〟だ。ブランド好きのメイウェザーがそれを見逃すはずがなかった。
とはいえ、那須川天心戦では試合の2日前に来日し、時差ボケも抜けきらぬまま圧倒的強さを発揮した。たとえ買い物が主目的だとしても、7日前に来日し調整も行うとなれば前回以上のパフォーマンスを発揮してくれることは間違いない。未来にとってはあまり喜べる事態ではないのかもしれないが…。
それでも榊原CEOは「今回の試合結果次第でわれわれRIZINとメイウェザーサイドの関係がどうなるかはわからない。未来が勝つようなことがあれば『もう1試合させろ』と言ってくるかもしれないし、逆に『もう関わりたくない!』となって離れてしまうかもしれない。でも、何もないより摩擦があった方が面白いから」と未来に期待を寄せる。
未来は円安で迎えた思わぬ〝危機〟を乗り越え、世紀のジャイアントキリングを起こせるか――。












