【セルビア・ベオグラード13日(日本時間14日)発】レスリングの世界選手権4日目、女子55キロ級決勝で東京五輪53キロ級金メダルの志土地真優(25=ジェイテクト)がウクライナ選手をテクニカルフォールで下し、金メダルを獲得した。
五輪女王の風格が漂う圧勝劇だった。タックルなどで得点を奪うと、最後はタックルからのローリングで10―0に。第2ピリオドにもつれることなく16、18年大会に続く3度目の大会制覇を遂げた。「緊張もあったが、とにかく強気で楽しもうという気持ちで戦った」と振り返った。
夫の翔大コーチがセコンドとしてサポートした。東京五輪では旧姓の向田で出場。今大会、初めて志土地姓で国際大会を戦った。「翔大コーチの声も力になったし、“志土地”として出るのは初めてだったので、しっかり勝てるよう頑張りました」と、二人三脚で戦った。翔大コーチは「パリ五輪連覇を目指す中での通過点の一つ。真優が強いんだということを世界にアピールする機会だったので、全試合圧勝したかった。結果としてよかった」と語った。
「パリまでは負けなしで頑張りたい」と五輪2連覇を目指す女王。53キロ級には、公式戦103連勝中の新星・藤波朱理(18=日体大)が頭角を現している。「強い選手と戦えることがうれしい。パリに向けては倒さないといけない存在。世界選手権をバネにステップアップできるように頑張りたい」。様々な経験を経て世界の頂点に立った志土地が、ゆるぎない決意で新たな一歩を踏み出す。












