Jリーグが28日、八百長問題に揺れるJFL鈴鹿ポイントゲッターズに対して、Jリーグ入りの条件となる百年構想クラブ資格の「失格」を決定した。

 鈴鹿を巡っては元執行役員の塩見大輔氏が八百長を告発して大騒動に。その後、塩見氏がオーナーから現金5000万円を脅し取ろうとしたとして恐喝未遂の疑いで20日に逮捕されていた。

 鈴鹿は一連の騒動により、昇格の条件となるJリーグ百年構想クラブに関して「解除条件付き資格停止処分」を受けていた。資格停止処分の解除条件として、ガバナンス体制の改善やステークホルダーからの支援継続など求められていたが、Jリーグは失格の裁定をくだした。

 Jリーグは「Jリーグ百年構想クラブの資格を失格とする」と発表。失格に至る理由として「解除条件として、クラブがガバナンス体制を改善する意思があり、2022年6月のJ3ライセンス申請期限までに入会を認め得る状況に改善する可能性があることを前提に、『ガバナンス体制の改善』ならびに『ステークホルダーからの支援継続』が実効的に機能し実践されているとJリーグ理事会において判断されることが必要であったが、28日の第6回理事会において、ガバナンスの改善に至ると客観的に判断できうるまでの十分な体制構築が行われていないことから、解除条件を満たすことができないと判断した」と説明した。

 鈴鹿には今季からカズこと元日本代表FW三浦知良が加入し、大きな注目を集めていたが、来季のJ3昇格の夢はついえてしまった。