参院選(7月10日投開票)が22日に公示され、自民党から比例代表で立候補した元「SPEED」の今井絵理子氏(38)が、東京・新橋駅西口のSL広場で第一声を上げた。

 今井氏は先月4日、鹿児島県・徳之島の闘牛祭りに参加した際、牛から落下して骨盤を骨折。街頭では、移動車からは車椅子を使って移動していたが、はしごを登って街宣車の上に乗り、元気よく演説を行った。

 今井氏は「お待たせしました! 政治というものはトラブルもありますが、暑い中お集まりいただきありがとうございます」とあいさつ。

 続けて「今回この選挙戦に、万全で臨みたかったんですけど」と言い、ケガをした経緯を説明。「松葉杖をつきながらの生活で、とてもとても不安で仕方がなかったけど、多くの方のサポートを頂き、ようやくこの街宣車に立つことができました」と明るく語った。

 今井氏は、2016年の参院選で初当選。長男でプロレスラーの今井礼夢が生まれつき聴覚障害であることについて「神を、自分を憎み押しつぶされそうになった。24時間テレビで公表したとき、同じ境遇の人からエールを頂いて胸が熱くなった」と涙をこらえながら明かした。

 この経験から「特別支援学校の教科書改訂や、障害者向けの制度の確立、災害のときに障害者がすぐに情報を得ることができる法律を作った」とアピール。

 最後は「車いす、松葉杖の生活をしている今、当たり前にできていたことが、できなくなった大変さを痛感しています。皆さんも私のように、ある日突然、ケガをしたり病気をする可能性を秘めています」とした上で「全ての方が豊かに生きられる社会の実現を進めてまいります」と意気込んだ。