日本維新の会の代表選(27日開票)に立候補している足立康史衆院議員(56)が21日、自身の公式ユーチューブチャンネルで代表選の不正実態を再度、訴え出た。
「緊急声明」と題した投稿で足立氏は「今、維新の会は正念場を迎えています。結党以来初となる1人1票完全平等の代表選挙は名簿の不正利用、秘密投票の侵害など数々の不正が横行し、有名無実化しようとしています」と切り出した。
足立氏は18日に代表選の無効を訴える異議申立書を代表選挙管理委員会に提出していた。これは代表戦に立候補している馬場伸幸共同代表の推薦人に名を連ねる維新の空本誠喜衆院議員がツイッター上に馬場氏の名前が書かれた6枚の投票用紙の写真を投稿。足立氏は「投票の秘密を侵したことを明確に記している」と代表選規則に反すると訴えたのだ。
選管は調査に乗り出し、馬場氏の選対本部も「公平公正な選挙運動の展開」を求めていたが、21日に足立氏は再度、選管に対しての異議申立書を公表した。この日、選管側から調査報告をメールで受領した足立氏だが、「本日送付いただいた調査報告では到底十分とはいえないため、継続調査が必要である」とした。
選管の調査では、関連議員へのヒアリングが行われていないことや名簿流用が起きた検証が不十分、調査に応じた地方支部代表の説明が虚偽である可能性などを挙げ、「複数の総支部幹部から総支部代表でもある馬場陣営の推薦人からの不当な圧力があった旨の情報が寄せられており、代表選管による包括的かつ徹底的な調査検証と必要な処分が必要と考える」とした。
足立氏は改めて、「選挙運動において重大な違反が行われ、選挙の公正が著しく損なわれたことは明らかであり、代表選挙管理委員会は選挙の無効を宣言すべきである」と再度、取りやめを要請した。
一方で、代表選まで残り1週間を切り、この日も神戸で馬場氏、足立氏、梅村みずほ氏による街頭演説会は行われた。
足立氏は不正選挙の実態を問題視しつつもユーチューブ上で「この状況を変えることができるのは一般党員の皆さまの1票だけです。党員民主主義を守り抜き、深化させていく私、足立康史に何とぞ力を与えてください」と協力を呼びかけた。












