総合格闘家のエンセン井上(55)と〝男・山根〟ことプロボクシング団体「WYBC」の山根明会長(82)がぶち上げた、世界中の種目別格闘家によるプロ総合格闘技世界最強決定戦「SPIRIT」が4日、京都・亀岡の「ガレリアかめおか」で開催された。

 記念すべき初大会だが、来場予定だった山根氏が体調不良のため欠席。エンセンが「魂のどつき合いを見せてくれ」とあいさつした。

 メインでは、WYBC世界ヘビー級王者の高橋知哉とイングランドベアナックルファイトの元チャンピオン、フランシス・ジョゼ・メシア(ペルー)が対戦し、激しい殴り合いの末、メシアが勝利。メシアは「皆さん、本当にありがとう」と日本語であいさつし、尊敬するエンセンからトロフィーを受け取って号泣した。一方、高橋は「やられた。うまいこといかんな。今後?どうしよ。何にも考えられへん」とぼうぜん自失だった。

 大会終了後、エンセンは「面白かったね。ただ、レフェリーストップも早かった。もう少しやらせてほしかったけど、安全を考えるとストップ(のタイミング)はうまかった。今回は選手のレベルも低かったからね」と総括。

 今後に向け「根性が一番大事ではあるけど技術も大事。魂のどつき合いは見れたけど、(相手に飛び込む)ちゅうちょもあった。殴られることを犠牲にして突っ込まないと」と選手のレベルアップを課題に挙げた。

 今後の大会予定については未定としながらも、「コロナが落ち着いたら、海外からも選手を入れていきたい」と話した。