立ち技メガイベント「THE MATCH」(19日、東京ドーム)で、那須川天心(23)の弟・龍心(16)がオープニングマッチに登場。超高校級K―1ファイターの大久保流唯(17)に敗れプロ初黒星を喫した。

 今年4月RISE代々木大会のデビュー戦を判定勝利で飾った龍心が、2戦目で敗北の味を知った。身長で相手に10センチ劣る龍心は、序盤からリーチ差に苦しめられ、1R終盤には前蹴りを顔面に浴びてしまう。

 さらに2Rには強烈なスピンキックをボディーに浴びるなどなかなかペースを握れない。兄譲りの胴回し回転蹴りも不発に終わってしまう。

 最終3Rではなんとか距離をつぶしてパンチで反撃を試みるが、ボディーへのヒザを浴びるなど、最後まで牙城は崩せないまま試合終了のゴング。0―3の判定負けを喫してしまった。

 メインでK―1のエース・武尊と〝世紀の一戦〟を控える兄の天心がリングサイドで見守る中、勝利でバトンをつなぐことができなかった。龍心は「調子はよかったし、ここで勝ちたかったんですけど…悔しいです。この負けを最後にしたいですし、次からもっと強くなった姿を見せられたらと思います」と肩を落とした。

 天心は今大会を最後にボクシングに転向する。龍心は「最後なので、KOしてほしいですし、どんな形でもいいから勝ってほしいですね」とエールを送っていた。