いつまで日本にいられるのか? 昨年6月に誕生した、東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、雄のシャオシャオと雌のレイレイが、23日に1歳になる。20日の誕生日イベントでは、小池百合子東京都知事からりんごや竹が贈られた。今後の成長が期待されるが…。

 双子の様子は報道陣に公開された。木の上に登ったまま、まったく動かないシャオシャオ。レイレイにいたってはお尻を向けてゴロゴロしていた。一方で母親のシンシンは笹を食べたり、歩き回ったりとサービス精神旺盛。檻(おり)の中の温度は20度に保たれており、日中は寝ていることが多いのだという。

 双子とはいえ性格は違うとか。同園教育普及課の大橋直哉課長は「飼育員の話では、シャオシャオはお母さんのシンシンからミルクを飲みたい時に、シンシンがご飯を食べている時に行って邪険にされること多いが、レイレイはシンシンが寝ている時とか、チャンスを見計らっていくので飲む頻度が高いと。レイレイは要領がいい、空気を読む」と明かした。

 体重はともに約27キロと1年で約200倍に成長。これからも上野動物園の人気者としてすくすくと育ってほしいところだが、現実はそうはいかない。シャオシャオ、レイレイの姉シャンシャンは12月に中国に返還される予定で、同じように双子の2頭もいずれ中国に行ってしまうのだ。

「双子の返還がいつごろかは分かりませんが、基本的には子供のうちに返還となります。繁殖のためで、日本から中国に帰ったウチのパンダが野生のパンダの保全に貢献してくれたらとてもうれしいことです」(大橋氏)

 シャンシャンは現在5歳。本来なら3歳で返還される予定だったのが、コロナの影響で延びていた。それを考えると双子もあと2年たてば返還が具体的になってくる。

 いつまでも日本にいてほしいところだが、いつかは中国に行ってしまうシャオシャオとレイレイ。ただ将来的には、双子の遺伝子を継いだパンダが日本にやって来ることがあるかも!?