ボートレース下関の一般戦が12日に開幕した。

 初日注目のメイン12R「ドリーム戦」は断然の人気を集めた1号艇・井口佳典(43=三重)がイン逃げで制した。2、3コース艇がスタートで後手に回る中ヘコミのスリット隊形で、苦しい展開になったものの、持ち前の旋回力で強引にねじ伏せた。だが、機力面では、まだ上積みが必要な段階のようだ。

 一方、予選組では麻生慎介(35=広島)、向井田直弥(30=広島)が仲良く連勝発進を決めている。特に、向井田の動きが際立っていた。

 初戦の2Rを4コースまくりで快勝! 「スタートを全速で行ければ、しっかり伸びる」のコメント通り、スリットで頭一つのぞいて、一気に内側艇をのみ込んだ。

 3コース進入となった後半11Rも「夜の時間帯に乗ってどうか」という不安を払しょくするように、トップSからまくり差しで、イン別府昌樹(44=広島)の懐に飛び込んで2M先取りに成功。「今節は、スタートも行く気でいます」と話すように、2走ともただ一人のゼロ台Sを踏み込んでいるのは充実の証しだ。

 1回走りの2日目(13日)5Rは大外枠での登場。ここを大敗せずに乗り切れれば、まだ見ぬ優勝戦の舞台、すなわち2011年11月のデビュー以来初となる念願の優出が、現実のモノとなるかもしれない。