朝ドラ女優に試練の時? フジテレビ系“月9”ドラマ「海月姫(くらげひめ)」(15日にスタート)で主演を務めるのが芳根京子(20)。その演技力は大御所たちも注目するほどだが、あまりにうますぎるため、“共演NG女優”が増えているという。今回の月9でも、結果次第では皮肉にもNG女優を増やしかねないというのだ。
「海月姫」は、「女の子は誰だってお姫様になれる」をテーマにした東村アキコ氏の漫画が原作。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、恋を知り、新たな自分、生き方を見つけていくシンデレラストーリーだ。
月9ドラマとしては昨年末に篠原涼子が主演した「民衆の敵」の最終回が平均視聴率4・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、月9史上ワーストを記録してしまった。
「フジテレビとしては、何とか汚名返上という思いもあるでしょうが、1月期の月9はもともとTOKIO長瀬智也が主演の『フラジャイル』の続編が内定していた。でも、出演予定の武井咲が“できちゃった婚”をしてしまったため、軌道修正を余儀なくされ、その結果が『海月姫』ということでしょうが、この作品は2014年に、のんこと能年玲奈の主演で映画化されたばかり。新鮮味に乏しく、視聴率も厳しいのでは、とささやかれています」(ある芸能プロ関係者)
それでもドラマ化に踏み切った背景には芳根の演技力があると言われている。一昨年度後半に放送されたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを演じ、その天真らんまんな演技は視聴者だけでなく業界内からも高い評価を受けた。
ある制作会社関係者によると、「芳根の演技力はズバ抜けていて、オーディションでもその演技力から次々と役が決まるなど業界内では“オーディション荒らし”の異名で通っています。大御所からもその実力は認められ、『べっぴんさん』では市村正親さんに、今回の『海月姫』でも北大路欣也さんから高い評価を受けている」。そんな芳根だからこそ、新たな「海月姫」像を見せてくれるのではという期待がある。
ただ、この演技力がもろ刃の剣になりかねないという。
「『海月姫』は芳根以外の若手女優のキャスティングに苦労したんです。この年代では“演技の芳根京子”“ビジュアルの広瀬すず”と言われているのですが、同年代の女優を抱える事務所は芳根と比較されることを恐れ“共演NG”としているところが多い。その上、今回、視聴率が取れてしまえば、さらに共演NGの事務所が増える可能性もあります。となると、キャスティングに苦労するため二の足を踏むテレビマンが出てもおかしくないということです」(同関係者)
今回の共演女優陣は、木南晴夏(32)、松井玲奈(26)、内田理央(26)、富山えり子(年齢非公表)ら。同年代と頭二つ分は抜けているといわれる演技力を持つ芳根との“相性”が注目される。一方で「大御所俳優からは認められてますからね。大御所からの指名がかかる女優になれば、同年代との共演を気にする必要もないかもしれませんが」(同関係者)との見方も。
うますぎるための苦悩というのもあるようだ。












