スウェーデンのスーパースター、ABBAが40年ぶりにリリースしたニューアルバム「ヴォヤージ」を引っ提げての公演が27日からロンドンで始まる。といっても、全盛期だった1979年当時の4人をCGで再現したバーチャルコンサートだ。
初日を前に、ABBAのアイネッタ・フェルツクグ(72)、ビョルン・ウルヴァース(77)、ベニー・アンデション(75)、アンニ・フリッド・リングスタッド(76)の4人は26日、ロンドンのオリンピック公園に同コンサート用に特設された「ABBAアリーナ」でのレッドカーペットイベントに勢ぞろいした。
4人がそろって公式の場に登場したのは、2016年にビョルンとベニーの出会いから50年を記念してストックホルムで行われた歌のパフォーマンス以来で、その前となるとABBAとして最後の公演となった86年以来となる。
米誌「ピープル」によると、今回のバーチャルコンサートのため、4人は5週間にわたり、CGイメージ用にステージアクションの細かいモーションキャプチャー作業に集中。往年の大ヒット曲を含む90分のセットリスト22曲の〝ライブ映像〟を完成させた。ステージでは当時の若い4人の姿が完全に再現され、観客はまるで通常のコンサート会場にいるような体験をするという。
また、4人の〝ABBAター(アバター=仮想現実で自分の化身)〟のステージ衣装も70年代のデザインをドルチェ&ガッバーナが再現している。
26日のプレミア公開を前にレッドカーペットでインタビューされたビョルンは、ステージに立つ自分たちのアバターを見ることについて、「シュールだね」としながらも、「もう40年以上、(メディアに登場する)若い頃の自分たちの映像や写真をずっと見続けているから、慣れっこになっているよ」と話した。
「ヴォヤージ」公演は来年5月まで「ABBAアリーナ」で連日行われる。












