日本ロック界を代表する名ドラマーだった三原重夫さんが、7月31日に肺がんのため、都内の病院で死去した。66歳だった。5日、三原さんのX(旧ツイッター)を通じて明らかにされた。

 投稿では「三原重夫がかねてより肺がんのため病気療養中でしたが令和8年7月31日未明、都内の病院にて永眠いたしました。享年66歳。生前の皆様のご厚情に心より感謝申し上げます。葬儀は近親者のみにて執り行いました。この場を借りてご報告させていただきます」と伝えられている。

 三原さんは、カリスマ的ボーカリスト、どんと率いるロックバンドのローザ・ルクセンブルグで1986年にシングル「在中国的少年」、アルバム「ぷりぷり」でメジャーデビューした。

 87年のローザ解散後はニュー・ウェーヴバンドのメトロファルスを経て、伝説的ロックバンド、ザ・ルースターズに加入。88年にはバンドのラストアルバムとなった名盤「FOUR PIECES」に参加。当時、フロントマンでギタリストの花田裕之は三原さんの加入で「求めている音がより追求できる」と絶賛していたが、惜しくもこのアルバムを最後にバンドは解散した。同年7月の解散ライブにも参加している。その後はザ・スターリンでもドラマーを務めた。

 その後はセッションドラマーとして、元ユニコーンのEBI、濱田省吾、ユースケ・サンタマリアらのレコーディングやツアーに参加。ドラム調律師としても多くのバンドのドラマーを支え続けた。卓越したドラミング技術やサウンドへの深い追及心で多くのミュージシャンから絶大な信頼を寄せられていた。