SMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長(59)が28日、都内で記者会見し、任期満了で9月末に同社社長を退任すると明らかにした。芸能界復帰については「何も考えておりません」と首を横に振って白紙を強調したが、復活はやはり既定路線だという。

 東山は会見で、創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題の被害者救済について「区切りを付けるわけではない。社長を離れても、個人としてこの問題に向き合っていきたい」と話した。

 退任理由は、今後は法的手続きが中心になり、経営体制の変更がふさわしいと説明。スマイル社のCCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)の山田将之弁護士が後任として10月、社長を兼任する。代表取締役の藤島ジュリー景子氏は留任する。

 東山は今後について「具体的に何をするのかは現時点では決まっているわけではありません。しかし、人に対して、世の中に対して、少しでも良い影響を与えられるような道をこれから模索していきたいと思います」と表明。「良い影響を――」が意味深だが、芸能界復帰については「何も考えておりません」と首を横に振って白紙を強調した。

 それでも復活は既定路線だとされる。

 2023年いっぱいで芸能界を引退し、被害者救済に3年弱、尽力してきた。芸能関係者はこれを念頭に「東山さんは矢面に立つ任務を引き受けてきたわけです。それがあってこそ、旧ジャニーズからマネジメント業務を引き継いだSTARTO ENTERTAINMENTがあるといっても過言ではありません。STARTO社としては今後、この実績に見合った〝対価〟を用意することになるでしょう」と話す。

 制作会社関係者も「現段階でSTARTO社からテレビ各局に対し、東山さんの出演希望の話はないようです。復活は退任後、すぐに――とは言わないまでも既定路線だと聞いています。STARTO社にとって東山さんは功労者にあたるわけですから」と同調する。具体的には主演ドラマシリーズ「刑事7人」を放送したテレビ朝日、STARTO社と良好な関係にある日本テレビが浮上。「両局は近い将来、対応を検討することになるでしょう」と続けた。

 今月30日の誕生日で還暦を迎える。ヒガシの電撃復帰はそう遠くない。