米国出身ながらロシアに帰化して2014年ソチ五輪でスノーボード男子2冠を果たしたビック・ワイルド(35)が、ロシアのスポーツ界の〝実態〟を暴露した。

 ロシアメディア「Rスポーツ」が報じたところによると、ワイルドは「ロシアのスポーツ界では、多くの競技で一流のアスリートへのサポートが不足しているという体系的な問題がある。アスリートはゴミのように扱われる」と批判の声を上げた。

 ワイルドはその一例として、北京五輪に出場したフリースタイル女子のアナスタシア・タタリナのケースを指摘。「タタリナは北京で金メダルを獲得する本当のチャンスがあった。しかし、なぜか彼女はこの結果を達成するために彼女が受けるべきすべてのサポートを受けられなかった」と非難した。同メディアによると、ロシア連盟の関係者がW杯などで獲得した賞金を流用したり、選手への支援を拒否するなど驚くべきひどい実態があるという。

 ロシアスポーツ界の〝闇〟を訴えたワイルド。今後大きな波紋を呼びそうだ。