UFCファイターが試合後のコメントで超人気ラッパーをディスりまくり、話題になっている。

 5日(日本時間6日)にネバダ州ラスベガスで開催された米総合格闘技イベント「UFC272」では、メインのウエルター級戦でコルビー・コビントン(34=米国)がホルヘ・マスビダル(37=同)に判定3―0で快勝。大会の「ファイト・オブ・ザ・ナイト」を獲得した。

 元同級暫定王者の貫禄を示したが、試合後の会見でも大きな注目を集めた。コビントンがカナダの超人気ラッパー、ドレイク(35)を突然ディスり出したのだ。

 人気ヒップホップサイト「XXL」など米メディアによると、ドレイクは自身がパートナーシップを結ぶ賭けアプリを通じ、この試合でマスビタルの勝利に27万5000ドル(約3200万円)を賭けていたという。

 コビントンが勝ったことでドレイクは大金を失ったわけだが、強気のUFCファイターには相手の勝利と予想されたことが面白くなかった。「今夜、ドレイクが失ったすべてのカネについて話そう」と言い、一気に人気ラッパーを罵倒した。

「あいつはカネを取り戻すために、あのつまんねえアルバムを売ることに戻んなきゃいかん。オレはアメリカのピック・オブ・ザ・ウイーク、チャンプで、アメリカの週刊誌でも選ばれたんだ。ドレイク、あんたはスポーツ賭博が下手だな。つまんねえラップとアルバムに戻ってろ!」などとまくし立てた。コビントンは物議を醸す言動で人気を得てきたファイターだけに、ここぞとばかりに人気ラッパーを嘲笑して勝利をアピールした。

 一方、スポーツ界ではドレイクに応援されたり、一緒に写真を撮ったりしたアスリートやチームは試合に必ず負けるという「ドレイクの呪い」が長らくささやかれてきた。これは昨年10月にボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)の勝利で覆されたものの、まだ「呪い」は残っていたのか…。驚異的なアルバムの売り上げを誇り人気抜群のドレイクだが、コビントンの〝忠告〟通りスポーツ賭博には手を出さないほうが無難かもしれない。