無免許で人身事故を起こして道路交通法違反の罪で在宅起訴された元東京都議の木下富美子被告の初公判が25日、東京地裁で開かれたが、彼女が都議会に残した“宿題”はどうなっているのか。
黒色のジャケットに緑色のスカートで出廷した木下被告は裁判官から職業を聞かれると「無職」と説明。起訴状によると昨年5月から7月にかけ7回の無免許運転があったという。木下被告は起訴内容を認めた。検察側は「情状酌量の余地はない」として懲役10月を求刑。判決は2月15日に出る予定となっている。今後、木下被告に判決が下ったとしても、それで終わりではない。都議会は“第2の木下”が出現しないように対策を打たないといけない。議会を休み続けても議員報酬とボーナスが木下被告に支払われることに批判が集まっていたこともあり、長期欠席の際のルール作りが求められているのだ。
昨年、長期欠席した際の報酬カット条例が議論されながらも、先送りとなっていたが、今はどうなっているのか。都議会関係者は「検討会で議論が進んでいます。今は有識者からヒアリングを行っているところです」と話した。 ある都議は「スピードが遅すぎる。昨年の報酬カット条例でよかったはずなのに、条例案を提出した都民ファーストの会と立憲民主党の得点にはしたくないという政争でまとまらなかった」と言い、別の都議は「ほかの地方議会では決まっているところもある。そういう意味ではスピード感がない」とそれぞれ不満顔だ。
先週の検討会では議員報酬の定義にまで議論が及んでおり、長期化しそうな気配もあったが…。前出の都議会関係者は「有識者ヒアリングはもう1回あります。その後、2月上旬に一定の方向性を出すとのことです」と話した。ウヤムヤにならないよう都民は注視した方がいい。












