最高のデビューだ。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)で、サッカー元日本代表FW三浦知良(54=横浜FC)の次男・三浦孝太(19)が総合格闘技デビュー。父譲りのサッカーボールキックで戦慄のデビューを果たした。

 デビュー戦で元ホストのYUSHI(33)と相対した孝太は、父の影響で好きになったという映画「男はつらいよ」のテーマ曲のリミックスバージョンで入場。両親が見守り渥美清さんの歌声がさいたまスーパーアリーナに響く中、全く物おじせずリングに上がった。

 1ラウンド(R)開始早々、左右のパンチでYUSHIを追い詰めた。相手からたまらずテークダウンを仕掛けられるとギロチンチョークで捕獲し、絞めが浅いとみるや三角絞め、腕十字と移行。さらに技を外すと左足でもうろうとする相手の頭部を蹴りぬき、TKO勝ちを収めた。

 鳥肌もののデビューを飾った孝太は、マイクを持つと「今日、会場に来てくれた人やテレビで見てくれる人、本当にありがとうございます。自分が出るってなった時は批判や誹謗中傷も来ていたんですが、徐々に応援のメッセージが増えて力になりました。ありがとうございます」と感謝の言葉。さらにリング下の両親に視線を送ると「何より、お父さんとお母さん、小さい時から迷惑をかけたにもかかわらず、初めての試合を見に来てくれてありがとう。これから格闘技のキングになれるように頑張るので応援してください」と話し拍手を浴びた。

 格闘技界のスーパースター誕生の瞬間となりそうだ。