スペイン1部バルセロナに所属するFWアブデッサマド・エザルゾウリ(20)がアフリカネーションズカップに臨むモロッコ代表のバヒド・ハリルホジッチ監督から初招集されるも、スペインサッカー連盟が猛反発していると、英メディア「ビーインスポーツ」が伝えている。

 エザルゾウリはモロッコ出身。バルセロナBチームの登録ながら10月にトップチームでデビューを果たし、強烈な存在感を見せつけた。シャビ監督も絶賛し、欧州ビッグクラブも熱視線を注いでいる新星だが、もともとモロッコのユース代表にも招集されており、日本代表も率いたハリルホジッチ監督も、かねてA代表への選出に目を付けていたという。

 ただ、同メディアによると、エザルゾウリは7歳でスペインに移住しており、国籍取得も可能とあって、同国サッカー連盟が代表メンバーに選出したい方針。近い将来のスペイン代表入りを約束した上でモロッコ代表の招集に応じないように「圧力をかけている」という。

 地元メディア「モロッコワールドニュース」も「エザルゾウリは重圧を受けている」とスペイン連盟側の対応を非難した。その一方で、23日に記者会見したハリルホジッチ監督は「エザルゾウリと電話で話をした。彼はモロッコのユニホームを着ることに誇りを持っている」と招集に自信を示したが、バルセロナ期待のストライカーはどんな決断を下すだろうか。