大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技(MMA)デビューするサッカー元日本代表FW三浦知良(横浜FC)の次男・三浦孝太(19)の独占インタビューに成功した。元ホストで地下格闘技出身のYUSHI(33)と、サッカーボールキックありの過酷ルールでの対戦が決まり、54歳にしてなお活躍の場を求める父への思いや母・りさ子のサポートについて激白。格闘技界の〝キング〟を目指し、カズジュニアの挑戦が始まる――。

 ――デビュー戦が正式に決まった

 孝太 1か月前に相手が(オミクロン株の影響による)入国制限で入れなくなって不安はあったんですけど(対戦相手が代わり)試合できることになって感謝しています。うれしいです。

 ――プロ格闘家を志したのは

 孝太 格闘技漬けの生活になったのは今年の4月からですが、プロになりたいと思い始めたのは2年ほど前からです。もともとお父さんがボクシングが好きで、その影響で自分も見るようになって。マイク・タイソンが好きで、そこから(総合)格闘技が好きになっていったという感じです。

 ――現在の練習環境は

 孝太 午前中はボクシングの葛西(裕一)トレーナーのジムで練習して、午後は宮田(和幸)さんの(主宰する総合格闘技ジム)「BRAVE」で練習しています。

 ――得意な攻撃は

 孝太 パンチが一番得意です。理想はタイソンのような戦い? 背も体格も全然違うんですけど、タイソンみたいにKOをいっぱいできたらいいなっていう理想はあります。

 ――格闘家としての目標は

 孝太 今は試合に集中していて、先のことはあまり考えていないです。だけど、話題性や将来への期待を込めて試合に出してくれた方々だったり、お世話になっている人に恩返しをしたいです。そのためにも強くなって、大みそかに実力で上がれるような選手になりたいです。

 ――父親は新天地での現役続行を目指している

 孝太 かっこいいですし、シンプルに尊敬していますし、一番目指すべき人だと思っています。父親としてだけでなく、ファンとしても応援してます。

 ――ところで会見で着ていたスーツがバッチリ決まっていて、父親をほうふつとさせたが

 孝太 会見っていうことでスーツ(を着るように)って言われたんですけど、自分がスーツを持っていないんでお父さんに借りたんです。

 ――なるほど! お父さんから試合に向けて言葉は送られたか

 孝太 戦術的なことはもちろん「分からないから宮田さんと葛西さんに任せる」って言ってるんですけど、気持ちの面だったりモチベーションのことをいつも気にかけてもらってます。

 ――具体的には

 孝太 試合が終わるまで、一日一日一分一分の過ごし方が大切だと言われてます。絶対に気を緩ませずに集中していけと。結構、いろんなことが初めてでナーバスになってることもあったので、言われた時にホッとしました。「お父さんにこう言われているからこうしておけば大丈夫だ」っていう安心感があります。

 ――母親はどうか

 孝太 母は心配してくれていて。でも毎日ご飯つくったりしてサポートしてくれる中で、自分のモチベーションが下がらないようにいろいろ気を使ってもらっています。自分の気持ちがマイナスな方に走らないように。

 ――大みそかはどんな試合をしたいか

 孝太 そこは宮田さん、葛西さんと話して決めていきたいです。ただ、せっかく出してもらえるので「一生懸命やってきたんだな」っていうのが分かるように、やってきたことを全部出せるようにしたいです。

☆みうら・こうた 2002年5月28日生まれ、兵庫・神戸市出身。父はカズ、母はタレントの三浦りさ子、兄は俳優の三浦獠太、伯父は元サッカー日本代表MF三浦泰年氏。明星学園高卒業後、プロ格闘家を目指すため進学せず、宮田和幸の「BRAVE」に入門。9月の「RIZIN.31」のリングに登場し大みそかの総合格闘技デビューが発表された。175センチ、66キロ。