またもアスリートが巻き込まれた。北京五輪への外交的ボイコットの流れが世界中で広がる中、フィギュアスケートの五輪2連覇・羽生結弦(27=ANA)へ送られた3通の手紙がSNSで波紋を広げている。
問題のツイートは9日に投稿。中国の人権侵害に反発する投稿者は、羽生へ北京五輪ボイコットを呼びかける意図をつづった上で、羽生に関連する団体や組織など3か所に当てた手紙の写真を公開。これが拡散されると「羽生君を政治利用するな!」「選手の人権を侵害している」「池江選手にやった行為と同じだ」と批判が殺到した。
今夏の東京五輪開幕前には競泳・池江璃花子(ルネサンス)が一部の五輪反対派から「辞退して」と強要されて騒動となった。池江は「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません」と悲痛な叫びを吐露し、アスリートへの誹謗中傷は大きな社会問題となっていた。今回は冬季スポーツの主役が政治的な騒動に巻き込まれた形。そもそも羽生は北京五輪の出場を明言しておらず、完全な〝飛び火〟といっていい。
北京五輪を巡っては米国、オーストラリア、カナダ、英国がすでに外交ボイコットを表明。日本国内からも追随すべきとの声が出始めている。












