スペイン1部バルセロナが今冬の移籍市場で獲得を狙っていたオーストリア1部ザルツブルクのドイツ代表FWカリム・アデイェミ(19)にオファーを出すも即玉砕し、赤っ恥をかいてしまった。

 バルセロナはチーム再建へ向けて攻撃陣の補強を目指し、ドイツの至宝として注目を集めるアデイェミに照準を定めた。

 英スポーツ専門放送局「スカイ」によると、バルセロナ側は財政難にもかかわらず移籍金4000万ユーロ(約52億円)での獲得オファーを提示し、最大限の誠意を見せた。しかしアデイェミは熟慮することもなくあっさり拒否。

「バルサに行く選択肢はほとんどない。どうやらアデイェミは、試合で自分の価値を示すために母国に戻ることを好んでいる。ブンデスリーガで出場機会を増やし、ドイツ代表のハンス・フリック監督にアピールする機会を増やそうとしている」とドイツ代表でのレギュラー奪取を目指すべく、母国ドイツでのプレーを希望しているという。特に、強豪ながら若手育成にも定評のあるドルトムントを第1希望として考えているようだ。

 一昔前ならバルセロナからの本気オファーをむげに断る選手はほぼ皆無だった。財政難やクラブ内部のゴタゴタなど様々な問題から、名門の権威はすっかり失墜してしまったようだ。