【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】

 12月2日1回戦 南2局0本場=瑞原明奈(U)、茅森早香(セ)、二階堂亜樹(風)、佐々木寿人(格)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。この試合を迎えるまで、ほとんど手が入らないためアガれず3連敗中と絶不調だった寿人選手ですが、“らしい”アガリで復活を印象付けました。

 配牌で北アンコ、萬子234のメンツがあり、ドラの南と9萬がトイツという好配牌をもらいます。3巡目に南もアンコになり、早くも一向聴。浮いている牌は發、西、7索で、ホンイツを見るならば7索切りなのですが、くっついてリャンメンになっても南ドラ3の満貫です。字牌は両方とも1枚切れということもあり、西を切りました。

 すぐにもう1枚西を持ってきてアイヤー!という感じになったんですけど、その後に7萬を持ってきます。ここは發を切るのかなと思ったのですが、「ホンイツコンサルタント」を名乗るだけに意地を張って7索切りでホンイツに向かいました。2着目の寿人選手とトップ目の亜樹選手の点差は3万点以上と大きく離れていたので、高い手に行きやすかったというのがあるかもしれないです。競っていたらホンイツにならなくてもリャンメンリーチで十分となっていたでしょうから。

 七対子をテンパイした瑞原選手が1巡回してツモ切りリーチした直後、寿人選手も7萬9萬のシャンポン待ちでテンパイします。南メンホンドラ3、ツモって三暗刻もつく超勝負手です。リャンメンに変化する6萬や8萬引きを期待してヤミテンにする人もいるでしょう。だけどリーチしやすい条件は整っていました。

 ダマだと出アガリ跳満、ツモって倍満の手が、リーチすると裏ドラ関係なく倍満、三倍満になって効率的です。またMリーガーでリーチ率が最も高い瑞原選手がツモ切りリーチということで、自信のない待ちの可能性が高いなと推測できますね。親番なしのラス目ですから、高い手のヤミテンだったとも考えづらいです。

 これらの要素から寿人選手はリーチし、茅森選手の追いかけリーチもはね返して9萬をツモって三倍満のアガリとなりました。珍しくツモった後、興奮していましたね。ずっと不調だったけど、これで一気に解放されたんだなという感じがしました。一気にトップ目に並んで、オーラスの親番でも爆発してトップをもぎ取りました。他チームからすれば怖い選手が目を覚ましてしまいました。

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。