J1東京VのMF森田晃樹主将(25)が、名門復活の青写真を描いた。

 30日の鹿島戦は0―1で敗れ、ホーム最終戦を白星で飾れなかった。内容的には勝利してもおかしくなかっただけに、森田は「鹿島さんはこういう内容でもしっかり点を決め、守り切る勝負強さが今年のチームを表している」と首位チームとの差を痛感した。

 それでも2季連続J1残留を決めたことには「現状は予算も少ない。その中で若い選手を使いながら、レベルの高い場所に残留できている。(城福浩)監督のマネジメント能力や、コーチがしっかりと若手を戦力化させるところがすごく個のレベルを上げている要因だと思う」と説明した。

 もちろん現状に満足しているわけではない。予算面の制約がある中でも下部組織からひと筋の生え抜きは、名門の復権を目指す。「タイトルが現実的にどうかと言われると、まだレベルを上げていく必要がある。クラブとして大きくなる必要はあると感じるが、とにかく今はJ1に居続けながら、少しずつ成長していきたい」

 J1で戦い続けていく先に「新しいヴェルディになっていくと思う」と森田は先を見据える。輝かしい実績を誇る〝あの時〟とはまた違う個性あふれるチームになっていくのだろうか。