アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグが25日に行われ、J1広島は超厳戒態勢となったアウェーでの成都(中国)で〝疑惑の判定〟に泣かされ、痛恨の失点を喫した。

 台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁に中国が猛反発し、外交問題に発展していることで、今回の一戦は現地で超厳戒態勢が敷かれることに。日本からのサポーターは専用バスで入場し、横断幕は事前にチェックされるなど、ピリピリモードで試合を迎えた。

 そして試合を動かしたのは、疑惑の判定だった。0―0で迎えた後半5分、広島はDF荒木隼人がペナルティーエリア内で相手選手を倒したとしてPK判定に。だが映像では、荒木は背後からチャージをしたが、反則に該当するような接触はしていないように見え、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)が介入。

 長いチェックの間に、試合を配信した「DAZN」で解説を務めた林陵平氏は「これがファウルになったら守備できない。倒れたもんがちですよ」と指摘し、PK判定が覆ると指摘した。微妙な判定のため、最後は主審に判断を委ねるオンフィールドレビュー(OFR)となったが、結局判定は覆らずPK判定に。この決定に思わず林氏は「いやいやいや」と叫んだ。

 このPKを決められて、広島にとっては痛恨の失点となった。ファンやサポーターからは〝疑惑の判定〟として大波紋。SNS上では「いやいやどこがPKだよ」「VARチェックした上でPK判定は間違いなく節穴」「意味不明なPK判定」「これはひどい判定」などと物議を醸している。

 なお、試合はFW加藤陸次樹のゴールで追い付き、1ー1でドローだった。