26日に現スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が指揮官に就任するブラジル代表が、来年の北中米W杯から排除される? そんな考えが提起された。

 スペイン紙「ムンド・デポルティボ」などによると、同監督招へいの中心的役割を担ったブラジルサッカー連盟(CBF)の会長を務めたエドナルド・ロドリゲス氏は先日、詐欺行為があったとしてリオデジャネイロ州裁判所の判決によって会長職を解任され、同裁判所は25日に行う新たな選挙の運営をフェルナンド・サルネイ副会長に委ねた。

 しかし、16日にロドリゲス氏は、判決を不服として復職を求め、最高裁に異議を申し立てた。そこで、国際サッカー連盟(FIFA)がスポーツへの政治的介入を禁止していることを踏まえ、こう警告した。「FIFAとCONMEBOL(南米サッカー連盟)は、裁判官によって任命された連盟代表を正当と認めていない。このことは、CBFがすべての国際大会からの排除などの制裁を受けるリスクがあることを意味する」

 その上で、ロドリゲス氏は、FIFAが来月のW杯南米予選のエクアドル戦とパラグアイ戦に招集されたアンチェロッティ監督の選手リストを拒否する可能性も指摘。アンチェロッティ監督は、就任前からトラブルに巻き込まれてしまったが、果たしてそんなことは起こるのだろうか。