来年6月に開幕する欧州選手権の組み合わせ抽選会が、2日に開催地ドイツ・ハンブルクで行われた中、思わぬハプニングが起きた。

 英紙「デーリー・メール」などによると、元スペイン代表MFダビド・シルバ氏が登場したところで、会場でポルノ映像で流れるような音声が響き渡り、抽選会は一時中断となった。シルバや多くの観客は、その音声が鳴り始めた後、何が起きたのかと、ぼうぜんとして誰もがその音を止めることができなかったという。

 犯人は、どうやら〝前科者〟のようだ。同紙が「悪名高きイタズラ師」と表現したダン・ジャービス氏は、自身のX(旧ツイッター)で、自身が行ったと誇示するような動画をアップ。その中で「私たちはドイツ、ハンブルクにいて、欧州選手権の組み合わせ抽選会で悪ふざけをしているところだ」などと語っている。

 1月に英放送局「BBC」で中継されたイングランド協会(FA)カップの試合中、元イングランド代表のガリー・リネカー氏がスタジアム内のブースから出演しているときも、ポルノ音声が鳴ったことがある。これもジャービス氏が、スタジアムに音声を仕掛けていた。今回もこれと同じような手法が取られたとみられる。

 肝心な抽選の結果は、前回王者イタリアが、アルバニアのほかスペイン、クロアチアと同じ厳しい組(1次リーグB組)に入った。A組は開催国ドイツが、スコットランド、ハンガリー、スイスと対戦。C組は、スロベニア、デンマーク、セルビア、イングランドが入り、D組にはオランダ、オーストリア、フランス、プレーオフ(PO)A勝者、E組はベルギー、スロバキア、ルーマニア、PO・B勝者、F組はトルコ、ポルトガル、チェコ、PO・C勝者となった。

 各組2位と3位の上位4チームが、決勝トーナメントに進出。開幕は来年6月14日で、決勝は同7月14日に行われる。