中国の張高麗前副首相による性的暴行を告発したテニス女子の彭帥が、フランス紙「レキップ」のインタビューで突然引退を表明したことで、さまざまな臆測を呼んでいる。
彭は中国オリンピック委員会の関係者とともにレキップのインタビューに臨み、張氏による性的暴行を完全否定。女子テニス協会(WTA)との連絡が途絶えて一時行方不明になったことに関しても「コンピューターに問題が生じたから」と説明した。さらにその場で突如、現役を引退することまで表明した。
説明の内容が不自然であることに加え、突然引退まで発表。中国当局の関係者がすぐ横で監視の目を光らせていたことから、これで問題が沈静化するどころか世界中で多くの臆測を呼んで騒動が再燃している。
ネット上では彭の今後を心配する声とともに「党に身内を人質に取られては、本当の事を言うことなどできない。何を聞こうが言おうが無意味というもの。引退発表でもう強引に幕引き」という声や「中国とIOC(国際オリンピック委員会)が結託して引退させて幕引きってことね」と、ちょうど同じタイミングでIOCのバッハ会長が彭と会食したことが明らかになったため、IOCによる〝関与〟を疑う意見まで飛び出した。
中国側には彭が現役引退すれば、もう表舞台に立つことはないとの算段があるのか。今後の動向に注目が集まる。












