ジョコビッチ豪州退去「暗殺未遂だ!」父親が激怒!

2022年01月17日 11時30分

メルボルンを去ったジョコビッチ(ロイター)
メルボルンを去ったジョコビッチ(ロイター)

 オーストラリアから国外退去となったテニス男子世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)の処遇を巡り、セルビア側は猛反発。父・スルジャン氏からは「暗殺未遂だ」という言葉も飛び出した。オーストラリア政府は新型コロナウイルスワクチンを接種していないジョコビッチの入国ビザを再び取り消し。裁判所もこれを支持した。世界ランク1位はSNSで「裁判所の判断にはとても失望した」としながらも「判断を尊重し、豪州からの出国について当局に協力する」と声明を発表し、機上の人となった。

 国の英雄に対する“仕打ち”に、セルビアでは大ブーイング。英「ガーディアン」によると、アナ・ブルナビッチ首相は「裁判所の判断は恥ずべきこと。スキャンダラスだ。たった数日の間に、まったく矛盾する2つの判決が出たことは信じられない。法の支配が他の国でどのように機能しているか、あるいは機能していないと言った方がよいのかを実証した」とオーストラリア側の手のひら返しを批判した。

 また、同国ブチッチ大統領も「茶番劇。世界最高の選手に恥をかかせたかもしれないが、彼ら自身が恥をかかされたのだ。ワクチン未接種の選手は出場できないと言うべきだったが、彼らは言わなかった。なぜジョコビッチをこんなふうに扱い、ドラマを作ったのか。彼がセルビア出身でなければ、違った扱いを受けていただろう」と、強く批判。さらにジョコビッチの最大の理解者である父・スルジャン氏は今回の騒動が「胸に50発の銃弾を受けた暗殺未遂」に相当すると述べている。

 ジョコビッチにとっては全豪4連覇の夢が消えただけではなく、オーストラリアへの入国が3年間禁じられ、今後も全豪に出場できない可能性もついた今回の騒動。まだまだ収まりそうにない。

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