ジョコビッチ入国問題をATPが憂慮「あらゆる面でダメージを与えている」

2022年01月11日 12時15分

渦中のジョコビッチ(ロイター)
渦中のジョコビッチ(ロイター)

 オーストラリアの裁判所が、テニス男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に対するビザを取り消した政府の決定を覆す決定をしたことについて、男子ツアーを統括するATPが声明を発表。ジョコビッチに対する一連の措置について「あらゆる面でダメージを与えている」と述べた。

 ATPは「新型コロナウイルスの発生以来、オーストラリアの人々が払ってきた犠牲と厳しい移民政策を十分に尊重しています」と同国の対策について理解を示す一方で一連の騒動について「ルールの明確な理解、コミュニケーションが必要であることを浮き彫りにした」と言及。

 ジョコビッチについて「入国に際し、規定を遵守するために必要な医学的免除を受けたと信じていたことは明らか」とかばった上で「裁判に至るまでの一連の出来事は、ノバクの健康状態や全豪オープンへの準備を含め、あらゆる面でダメージを与えている」と今回のドタバタ劇に疑問を呈した。

 一方で「より広い意味で、ATPは引き続きツアーの全選手にワクチン接種を強く推奨する。我々のスポーツがパンデミックを乗り切るために不可欠であると信じている」とワクチン接種の必要性を強調。「今年の全豪オープンに向けて、トップ100の選手の97%がワクチン接種を受けていることは、私たちにとって大きな励みだ」と述べている。

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