【ブリスベン国際】大坂なおみ 今年初戦は苦しみながら白星

2020年01月07日 14時59分

【オーストラリア・ブリスベン7日発】女子テニスの世界ランキング4位の大坂なおみ(22=日清食品)が、今年初戦となるブリスベン国際女子シングルス1回戦に登場。同23位のマリア・サカリ(24=ギリシャ)を6―2、6―7(4―7)、6―3で破り、東京五輪イヤーの初陣を白星で飾った。

 昨年の全豪オープン覇者がスタジアムコートに姿を見せると、地元ファンから大歓声。昨年末に就任した新コーチのウィム・フィセッテ氏(39=ベルギー)と初タッグとなった試合は、ファーストセットの第2ゲームで連続サービスエースを決める最高のスタート。その後、第5、第7ゲームを立て続けにブレークして突き放すと、第8ゲームはサービスエースで締めくくって最初のセットを奪った。

 第2セットは序盤から一進一退の攻防。互いにサービスゲームをキープし、4ー5となったところで大坂は初めてフィセッテ・コーチをコートに呼んだ。水分を補給しながらアドバイスを聞き、迎えた第10ゲーム、8本目のサービスエースなどで奪取。だが、その後は決定打が出ずタイブレークに突入すると、先に2度のミニブレークを許してしまう。ラケットをコートに投げつけるなどメンタルの乱れが出てタイブレークを落とし、第2セットを奪われた。

 嫌な流れはファイナルセットでも続いた。第1ゲームを0―40でブレークされ、続く第2ゲームはデュースの末に落としてしまう。絶体絶命となったが、プレーの合間に何度も拳を握って自らを鼓舞。第3ゲームをキープし、第4ゲームで渾身のブレークバックに成功すると「カモーン!」と雄たけび。これで息を吹き返した大坂は第8ゲームもブレークし、第9ゲームのマッチポイントでは16本目のサービスエースを決めて勝利した。

 苦しみながらも初戦を制した大坂は、大勢のファンの声援に笑顔で応えた。